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+ 死ぬまでに聴きたいアルバム1001枚 +

死ぬまでに聴きたいアルバム1001枚

ロバート・ディメリー
おすすめ度:★★★★★
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セレクトが秀逸
おすすめ度 ★★★★☆

ジャンルに偏ることなく、50年代〜2000年までボリュームたっぷり。
個人的に90‾2000年代がおもしろかった。
メジャーなものから、知る人ぞ知るアーティストの作品が複数選ばれていたりセレクトが他書の追随を許さない。
聴いたものあり、タイトルだけ知ってるものあり、音楽好きはどこを開いても発見があるのでは。
オールカラーというのも所有欲をそそりました。本を見てジャケ買いできるのもオールカラーならではなのでは。

自分の弱い70年代あたりをこれを見ながら聴いてみようかな。



面白い!
おすすめ度 ★★★★☆

褒めちぎりの日本レビューとは全く違い、かなりシニカルな内容もあり。レコーディング当時のアーティストが抱えていた様々な問題や日本では知られていない事実もあり、読み応え十分。

全く興味なかったアルバムも聴いてみたくなる危険な一冊です。全部現在も買えるアルバムばかりをチョイスしているところも親切。新しい世界が広がります。



音楽は見ても楽しめるという発見があります!
おすすめ度 ★★★★★

手にとって、とてもワクワクしてくる本です。全編カラーでありながら、白黒も交え、ジャケットの写真を見ているだけで、時代と音楽が頭に浮かんできます。曲名やシンガーの名前も、へんに日本語に訳さず、原文そのものを掲載しているので、検索するときにスペルがわからなくて困ることもありません。そういう意味で、本当に親切な本です。翻訳した人もきっと音楽をこよなく愛する人たちで、各CDを聴きながら、時代を思い出しながら、翻訳作業を楽しんだに違いありません。そんな情景まで浮かんでくる本です。音楽は聴くものと思っていましたが、この本を読んで、音楽は見て楽しむものであるという新しい発見がありました!



翻訳に難あり
おすすめ度 ★★★☆☆

1000ページ近い大著を短期間に翻訳し、出版する労力には敬意を表するが、翻訳、編集に疑問を感じます。こうしたディスクガイドが、これから海外のポップ・ミュージックを聴こうとするビギナーに向けられたものである、という前提に立つと、

1,すべての人名、アルバム名がアルファベット表記されており、日本語タイトルや発音が示されていない。不親切。紹介されているアーティストには英語圏以外の出身のものもいるのだから、それらの発音や意味をすべて読者に託すのはあまりにも無責任ではないか。

2,翻訳が直訳調で、読みにくい箇所が結構ある。日本語としての読みやすさについて工夫が足りない。このレヴェルの訳だと通常編集者からダメ出しが出ると思うのだが。たとえばこの本では、K.D.ラングが「ゲイ」と訳されている。K.D.のことを知らない普通の日本人が読んだら彼女を男かと疑ってしまうだろう。こうした細かい翻訳上の手抜きが数多くある。また英語の構文をそのまま日本語にしてしまっているのだろうが、読みにくい。

全体として、大急ぎで横のものを縦にした、という印象。翻訳者名も名字のみがアルファベット表記されるのみ、翻訳箇所も不明のままで責任の所在が不明。



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