爽やかでオシャレなブラジリアン・ポップスおすすめ度
★★★☆☆
全世界大ヒットを記録した前作『タイムレス』に続く、BEPのウィル・アイ・アムとブラジル音楽の大御所セルジオ・メンデスとのコラボ・アルバム第2弾。
ボサ・ノヴァを中心としたブラジル音楽をヒップホップ的アプローチによって現代的にアレンジし直した1枚。ハーブ・アルバートとラニ・ホールをはじめ、豪華ゲストが参加しており聴き所は多い。"Morning in Rio"と題している通り、リオの朝を彷彿とさせる爽やかなポップミュージックを展開している。
ただ自分はヒップホップ・リスナーのため、もっとwill色を出してほしかったというのが正直な感想。もう一捻り欲しかったですね。
同じブラジル×ヒップホップ路線でインスト・アルバムを聴きたい方は、MadlibとIvan"Mamao"Contiによるユニット"Jackson Conti"をお勧めします。知名度は低いですが、かなり良質な1枚です。あとドリカム・ファンでなければ、UK盤の方が安くてお勧め。自分はUK盤を買いました。
カレーに納豆おすすめ度
★★★★☆
カレーは大好きだが納豆は嫌いだという人がいたとしよう。
あっ!カレーだ!美味しいなあと味わったその瞬間、大嫌いな納豆の風味が口いっぱいに広がった・・・
そんな感じのCDである。なぜセルジオメンデスに吉田美和?セルジオメンデス自身がたとえそれを希望したとしても私はパスしたい。カレーに納豆が合うという人もかなり多いことも事実ではあるが・・・。
さらに吉田の日本語の発音はいただけない。音楽性のなかで「ノリ」つまり発音を音楽にマッチさせる作業を彼女が行った結果とは思うが、「歩みの始まる→なやみのはじもる・・」と聞こえなくもない。また、彼女のハスキーな低音を評価するむきもあるが、それは端的にいってしまえば「内輪ウケ」であり、ファンとして評価することは否定しないが、他の数あまたいるシンガーのなかでは声質が見劣りしないだろうか。低音だからといってゴニョゴニョしちゃうんでなく、美しくノリがよくハリがあるけど優しい、そういうカッコいい低音が聞きたい。
大人の音楽!おすすめ度
★★★★★
このアルバムを今流行りのサウンドを巧みに取り入れた売れ筋CDだと思ったら大間違い! これはセルジオの音楽センスが凝縮されたまぎれもないブラジリアン音楽であります。あ〜でもこれは若い人達にも受けるだろうな〜? 話は変わるが先日青山ブル―ノ―トにセルジオが出演した際にキ―ボ―ドを弾いていたのは日本人ア―ティストの横倉 裕でしたね。すっかり外国人に見えますが…ともあれ後20年位はセルジオに頑張って欲しいですね。
早速、購入・・・
おすすめ度 ★★★★★
前作同様の、「ブラ・アイ」のサポート。
しかし今作はウィル色が控えめで、純粋にセルジオのファンは楽しめるはず。
ファーギーの曲は参った、降参です。
まるで別人のようにリキミ無く、サンバしている。
ハープ・アルパートのtpもグッジョブ!!
ナタリーも実にハートフル。
サポートのポール・ジャクソンjrやアルフォンソ・ジョンソンも実に控えめで良い。
ただ残念ながら、日本版は買いませんでした。
吉田美和ちゃんは上手いシンガーだけど、ヤッパ、ボッサ・ノヴァは無理があると感じた。
視聴してみて、迷わずUK盤にしました。