巨大化を誰か止めて! おすすめ度 ★★★☆☆
プジョーからコンパクトカー206の後継車である207がデビューした。
この「20ナントカ」のシリーズはもとをたどるとプジョーを日本でメジャーにした名車205の流れを汲むもので、コンパクトカーの代名詞みたいなものであった。
この207はその正統的コンパクトカーであるべきなのだが、最近の欧州でのクルマの巨大化の流れに残念ながらこの207もその例に漏れない。
それから、エンジンは何と先日デビューしたニューミニと同じものであるというが、かつてでは考えられなかった事である。
この207と同カテゴリーに属する、近日デビュー予定の新型デミオでは日本の5ナンバー枠に入れたそうであるが、デミオも欧州で販売するクルマである事を考慮するとこちらの方がエラいと思う。日本も欧州も道幅はそんなには大差無いハズだが、そろそろ誰か巨大化に歯止めをかけてくれないものだろうか?そうで無いと5ナンバーの輸入車が無くなってしまう。
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