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マンガで読む昭和史「南京大虐殺」の真実

畠 奈津子
おすすめ度:★★★★★
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小林よしのりファンの感想
おすすめ度 ★★★★★

この本は、小林よしのりと比べると読みやすい。
そう、字が少ないのだ。
普通のマンガのように書かれている。

本書は「南京大虐殺」の真実という題であるが、実は3つのマンガが収録されている。
第1部は「南京大虐殺」の真実
第2部は「百人斬り」報道を斬る
第3部は「チベットの悲劇」
で構成されている。

第1部は小林よしのりを読んでいる人には周知のことである。
第2部は東京日々新聞の「百人斬り」のことであるが、これも小林よしのりの著書を読めばだいたい分かっていることである。
一つだけ感心したことは、東京日々新聞は今の毎日新聞で、この記事を書いた浅海記者は戦後も毎日新聞の記者であり続け、終身名誉社員になっていることである。
毎日新聞はあまり小林よしのりでは取り上げられていなかったので意外であった。
第3部のチベットのことは知らないことばかりでとても参考になった。
オリンピックの聖火リレーの事件の背景がよく分かった。
「フリーチベット」



「チベットの悲劇」に注目
おすすめ度 ★★★★☆

第一部が「『南京事件』の真実」、第二部が「『百人斬り』報道を斬る」
そして第三部が畠奈津子の平成13年に発表した処女作「チベットの悲劇」だ。

けして絵がうまいわけでもはない。ストリー展開もアマ程度かもしれない。
読む人によっては、侵略した国の軍隊の残酷性だけをむやみに強調しているように
思えるかもしれない。

しかし、チベット仏教者と侵略者の関係が、漏れ聞こえてくる現代の報道に
極めて類似していることには驚かされる。

一体今まで、処女作のテーマにチベットを選んだ漫画家などいるのだろうか。
そこには、作者の、現代の問題でありながら報道されることのなかった事件についての
強い怒りを感じる。

日本政府は、中国政府に対し、事件についての情報開示を強く求めるべきだろう。
封印は必ず破られなければならない。私はそう思う。



時事問題ですね!
おすすめ度 ★★★★★

「南京大虐殺」が幻であったことは、知っていたのですが、
部分的な知識だったのが、全体が分かって良かったです。
「チベットの悲劇」の内容もわかり、まさに、すごいタイミングで発売されたと思います。

第二章「そもそもどうして日本は中国に行ったの? 〜南京への道〜」は、
分かりやすかったです。義和団事件からの流れを把握できました。

ただ、あまり「中国の民族性を正しく知ろう」という表現にすると、
えげつなさを感じてしまうかなぁ、という感想です。

マンガで、まずは、全然興味がなかった若者に読んでもらうには、
ちょっとお薦めする時に、抵抗感がでそうな気がします。

なにわともあれ、教科書やマスコミの情報しか知らない人には、
是非、読んで頂きたいです。



大手メディアに登場しない事実が書いてあり興味深いが
おすすめ度 ★★★☆☆

「百人斬り」記事のモデルになった二人が謀略により処刑されたこと、
中国共産党がチベットで行っていることなど、
テレビや新聞などのメジャーなメディアには登場しない真実が
マンガでわかりやすく説明されています。
しかし、中国人の残虐性を語る際、中国の食堂のメニューに嬰児のスープがあるとか、
中国人が日常で人肉食をしているかのような描写があったりするのには
少し閉口しました。
この部分で、100パーセントこのマンガの内容を鵜呑みにしては
いけないのかもしれないと思わされてしまったのが残念です。


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