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マグノリア

ポール・トーマス・アンダーソン
おすすめ度:★★★★★
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カエルの雨が意味するもの・・・
おすすめ度 ★★★★★

ポール・トーマス・アンダーソンの映画は独特のテイストがあります。画面のトーンは不自然な程綺麗です。しかもストーリーはおとぎ話のようでいながら妙なリアリティがあります。変な話だなと思っている内に、いつの間にかストーリーに入り込んで、いつの間にか感動しています。デビュー作の「ハード・エイト」から「パンチ・ドランク・ラブ」までそうですね。
彼の作品はそこそこ話題にはなるのですが、大ヒットとは行かないようです。評論家受けもいいのですが、本作もアカデミー賞は取れませんでした。ちょっと長い映画です。複数の人生模様が交錯しながら進むというものです。
最後のシーンで、ほとんどの人はドン引きしたと言います。冒頭の奇妙なことが起こる可能性についてのエピソードに絡めて言うと、運命というのはちょっとした事で大きく変わるものですが、それは可能性の問題でしかないということではないでしょうか。



なんだって起こりうるし、起こったことには価値がない
おすすめ度 ★★★★★

この世界では、出来事は「ただ」起こるし、どんなことでも起こる。
素敵なことも、悲劇的なことも、圧倒的なことも。
ある出来事が、他ならぬ「あなた」の身に起こったとしても、
それが「あなた」の身に降りかかることに意味はない。
因果のせいでも、報いでもない。
ただの偶然だ。

けれど人間は、そんな風には考えない。
出来事と出来事の間につながりを見出したがる。
自分に訪れる出来事を過去や未来からの呼び声だと思う。
誰かの行動を過去の行動と結び付けて考える。
世界に、人生に、出来事に、意味を見出したがる。

この映画には、過去や因果に
がんじがらめになった人物が多く登場する。
彼らが経験する「とんでもない出来事」が、
彼らの世界をフラットな状態に還元してくれる。
そこには、本当の癒しがある。
ヌルい自己肯定や甘やかしではない、本当の癒しが。



行き着く先は皆同じ。
おすすめ度 ★★★★★

劇中、多くの人物が登場する。各人の関係は、まるで“花弁”のように少しずつ重なっている。各々悩みを抱えている。観る者は、共感できないことも多いだろう。実際、我々も多くの悩みを抱えて生きている。自分にとっては“重大な”悩みであっても、他人からみれば、“些細な”事として片付けられることが多い。逆もまた然りである。各人の悩みが頂点に達し、追い詰められたとき“奇跡”が起きる。人生は予測不可能であるが、それでも、行き着く先は皆同じ。それは…。音楽が効果を上げており、サントラもお勧め。



長いが飽きない。音がいい。面白い。
おすすめ度 ★★★★☆

 長い。でも場面がころころ変わり、映画が一つの場面の流れにとどまらないから決して飽きない。ただし場面がころころ変わるので、時々付いていけなくなる。が、この映画のよいことに、うまくフォローされて結局は理解できる。
 また絶妙なサウンドトラックのはまり具合、これも特筆もの。



長時間だが退屈しない、複雑さが心地よい
おすすめ度 ★★★★★

元天才クイズ少年の中年男、孤独な現役天才クイズ少年、
実直だが孤独な警官、父に捨てられ母を失い孤独な教祖の青年、
ガンで死期間近な売れっ子クイズ司会者、
父との間に暗い過去を持つ娘、
同じくガンで死ぬ間際のクイズ番組の老プロデューサー、
その看護人である青年、
老プロデューサーの後妻で財産目当てと噂される女性、
彼らの人生が数日の間に深く浅く関わり合う。
それは3時間以上に及び、各人物の逸話はどれも暗いものである。
長時間ではあるが、人物から人物への場面転換の速さ故に、
視聴者は次はどう話が繋がるのか、とスクリーンから一時も目を離せない。
そしてその複雑な織物のような物語を彩るのが女性シンガーのエイミー・マンの質の高い楽曲。
登場人物たちは、クライマックスへ向けてそれぞれ過酷な状況へと追い込まれて行く。
そしてそれを救うのがアレである。
映画館のスクリーンで見たとき、それまでの重い雰囲気、特にトム・クルーズの熱演の後で
あったためか、大爆笑してしまった。そして穏やかに癒された。
是非あなたもこの映画を見て、癒しを受けてください。


概要
とにかくトム・クルーズに完敗! 乾杯! 性のカリスマ伝導者フランク・T・J・マッキーが彼の役どころ。ギンギンギラギラSEXを説く姿は、まさに水を得た魚のよう。ゴールデン・グローブ賞優秀助演男優賞に輝いたのは大いに納得。
はてさて偶然か必然か? この世の不思議なめぐり合わせ。一見ばらばらだったことが、ある瞬間1つに繋がることがある。人は自分の生き様を自ら問う瞬間があるのかもしれない。この映画はその瞬間を、想像を絶するカタチで見せてくれる。この物語のキーワードとなるラストシーンは圧巻だ。
監督は『ブギー・ナイツ』でその名を馳せたポール・トーマス・アンダーソン。本作でアカデミー賞ノミネートをはじめベルリン映画祭金熊賞(グランプリ)受賞。20世紀を代表するヒューマンエンターティメントして拍手喝采!(ソラノリンゴ)

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