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+ ラン・ローラ・ラン +

ラン・ローラ・ラン

トム・ティクヴァ
おすすめ度:★★★★★
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史上初の『カオス理論』映画
おすすめ度 ★★★★★

映画は1998年8月20日リリース。監督のトム・ティクヴァが音楽も手がけ、主演のフランカ・ポテンテがそのボーカルも担当し、それがバリバリのジャーマン・テクノで、主題歌『WISH』は本国で25万枚の大ヒット記録を飛ばした。

そして本作は史上初の『カオス理論』映画と言えると思う。のちに2004年1月23日リリースの『バタフライ・エフェクト』が同じカオス理論の思考実験の一つで、『カオスな系では、初期条件のわずかな差が時間とともに拡大して、結果に大きな違いをもたらす』ということを詩的に表したバタフライ効果を取り上げているが先んずること6年、この映画はより根本たるカオスの具現化を成し遂げている。

時にアニメーションを織り交ぜながら、カオスなベクトル『ローラ』は周囲に有機的に作用しながら走る。正に眼で観るカオス理論。すばらしい大傑作だ。



ラン!ローラ!ラン!
おすすめ度 ★★★★★

正直、誰かがイイと言わなかったら観もしなかったし、興味も無かったと思います。だけど雑誌で石原さとみさんがオススメしていたので借りてみたら、うん やっぱり借りて良かった★って感じ↑今までに観たことないタイプの映画でイイと思う。私も何も気にせず思いっ切り街を走りたくなった。何もかも忘れてただ今目の前のコトに集中したくなった。周りばかり気にしたくなくなった。



ロックバルーンは99、みたいな?
おすすめ度 ★★★★☆

ジャーマンロックというとホルガー・シューカイみたいのを思い浮かべますが、ネーナの「ロックバルーンは99」みたいなポップな曲もある。
同様にドイツ映画というと「ブリキの太鼓」みたいのを頭に思い浮かべますが、こういうのもあるよ。



クールとしか言いようがない
おすすめ度 ★★★★☆

ドイツ映画の勢いを感じさせる。
映像と音楽のセンスが抜群で、アイデア一発勝負のような映画だけど、完成度も非常に高い。

タイトル通り、主人公が走る、走る、走る。
バックに流れるジャーマンテクノのサウンドが、疾走感を増す。
ストーリー的に大きなひねりはないが、20分間のタイムリミットが設定されているシナリオの映画が80分ちょいある・・・ここにユニークな仕掛けがある。

テンポがいいので、最近の大作映画に飽食気味の方にもオススメです。



ローラと踊れ!そして元気になれ!
おすすめ度 ★★★★☆

躍動するリズミカルな映像美。衝撃の映画でした。「ファッショナブルで、超かっこいい映画」その一言に尽きます。”監督の発想〜アイデアの勝利!”と言える映画だと思います。内容は単純明快。そして何よりも、見た後、誰もが走りたくなってる(笑)はずです。何を隠そう私のハンドルネームはこの映画の監督の名字からとりました。大好きな映画の一つです。短い映画ですし、長い人生の中で一度は見ておいて損はしない作品です!!さあ皆でLet's run!


概要
裏金の運び屋である恋人マニからの突然の電話。「ローラ、助けてくれ! ボスの10万マルクを失くした。12時までに金を作らないと、殺される・・・」残された時間は20分。大好きなマニが死ぬなんて考えられない・・・お金を工面するためローラは走り出す。

タイトルでわかるとおり、全編をとおしてビート感いっぱいにローラがベルリンの町を駆けめぐる作品。フィルムとビデオ、カラーとモノクロ、写真、アニメーション、画像の分割、早送り、コマ送りなど、あらゆる手法を駆使した映像と、ジャーマン・テクノのリズム、3パターンから成るストーリー構成は躍動感とスピード感をもたらし観る人を飽きさせない。見終わった後は、スポーツをして汗を流したようなスッキリした気分を味わえるラブ・ストーリーだ。

ローラを演じるフランカ・ポテンテが歌う挿入歌「WISH」は本国ドイツで25万枚セールスを記録し、MTVヨーロピアン・ミュージックアワードに輝いた。サンダンス映画祭ワールドシネマ観客賞受賞作品。(齋藤リエ)

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