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ジョゼと虎と魚たち 特別版 (初回限定生産2枚組)

犬童一心
おすすめ度:★★★★★
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「帰れ」って言って、本当に帰るような奴は、帰れ!
おすすめ度 ★★★★★

ツンデレという言葉が誕生した今、
ジョゼを関西弁ツンデレっ娘と呼ばずして何と呼べるだろう?

一番印象に残っているのは、祖母を亡くして一人で家に篭るジョゼが、
帰ろうとした恒夫に放つ次の一言である。

「『帰れ』って言って、本当に帰るような奴は、帰れ!」

直訳すると、「空気読め!」くらいになってしまう陳腐な内容の言葉だが、
それだけシンプルに彼女の気持ちを表している良い言葉だと思う。
女性という性の魅力は、こういうところに凝縮されているのだ。

そしてこのあとに待っている、
「頼むから、一緒に居(お)って…。」
という強烈な「デレ」に、
我々は悶絶するしかない。


そういえばこの映画、
「池脇千鶴が脱ぐ」ことで当時は話題になっていた気もするが、
思い返すと彼女が脱ぐ必要は全くなかったかと思われる。



切ない・・・だけではなく
おすすめ度 ★★★★★

映画を見て、泣いたのは初めてかも知れません。

最初はレンタルで見たのですが、もう一度見たくなってDVDを購入しました。
わざわざ買っても、一度見てそのままのDVDも多いのですが、見るたびにすこしづつ印象が変わって、何度も見てしまいます。

自分の恋愛を振り返っているかのように「あのとき、彼女はそう言っていたんだ・・・」と、気づいたりします。
それは、もうどうしようもない自分の思い出と重なって、すごく切ない気持ちになったり、逆にふっ切れた感じで気が楽になったりします。

特典ディスクに「救い」があるので、切ないままではつらい人はコチラを購入すると良いと思います。



虎と魚と男と女。 弱さとズルさと、寂しさと。
おすすめ度 ★★★★★


邦画界期待の若手ホープが集った映画が、
『ジョゼと虎と魚たち』だ。
 
物語は、大阪の大学に通う恒夫(妻夫木聡)が、
自称ジョゼと名乗る足の不自由なくみ子(池脇千鶴)と
偶然出会うことから始まる。

くみ子は、独特の世界を持つ知的で不思議な女の子だった。
付き合い始めたばかりの彼女がいながら、
そんなジョゼに引かれてゆく恒夫。

バカでスケベな今時の大学生を演じる妻夫木聡が良い。
彼の素直な演技が、男のズルさと弱さと、
真直ぐな優しさを伝えてくれるから、救われる。

ジョゼを演じる池脇千鶴も、兎に角凄い。
天才的な感性で、屈折しながらも真直ぐに恒夫を愛する
ジョゼのゆれる気持ちを画面いっぱいに伝えている。
また、恋敵きの 香苗を演じる上野樹里もいい感じだ。
ジョゼをビンタする二人の対決シーンは、見事だった。  

両親に紹介しようとして出来ずに、思わずジョゼを抱きしめるシーンと、
「車椅子買おうよ。俺も年とるんだからさー」と言うシーンは、
どちらも恒夫の本心を描いている。
だからこそ、『僕が逃げた』の言葉と、
ラストの突然の号泣への伏線として成立するのだ。

また、脚本の渡辺あやも素晴らしいし、
『犬童一心』監督の演出も随所に冴えを見せる。

この映画は、障害者とSEXをテーマにしながらも、
安易な正義感やモラルで誤魔化さずに、
真直ぐに描いているから感動できる。

電動車椅子で一人疾走するジョゼの後姿に、
涙腺のダムも、思わず決壊!
うん、えーもん見せてもらいましたなぁ。
しかし、ロケ場所は寝屋川か枚方あたりかな?
と、真剣に探してたらエンドクレジットで東京ロケと判明。

怒るでしかし!!



役柄と本人が近い作品
おすすめ度 ★★★★★

関西弁の作品なのに、標準語の妻夫木聡。本人同様、福岡出身の設定だから。池脇千鶴も本当に糠床あるらしい。上野樹里は年齢は背伸びしているが服のセンス等が兵庫の人っぽい。新井浩文は良く知りません。
恋愛の実態てこんなものかなとしみじみ日差しにあたりたくなる映画です。大学生活を送った人は一度は観た方が良い。



何通りも見る側に答えを追求させる話
おすすめ度 ★★★★☆

あの人、そんなご立派な人ちゃうし・・
この台詞から作品の異様な雰囲気がするのは自分だけなのか・・
この作品で唯一感情移入できたのは、近所の子供で乳母車を押して背を向けて話を聞いていた女の子
彼女の世代から障害者へ対するなんかもんもんとしたもんが消えるような気がした
弟に自分の彼女のことを『リアル身障者初やわ』と言われてニヤニヤ二ヤ
キャンギャルに自分の彼女のことを『身障者のくせに』と言われてニヤニヤニヤ
さらにはそれに対して『たばこもらっちゃった・・かわいかったよ・・』ニヤニヤ二ヤ
はぁ?
殴りたかった・・
さらに車椅子の人の?トイレで彼女が使用中に忍び込んでニマニマ笑っている彼・・
怖かったのは自分だけですかね・・
あくまでそういうとらえ方もできたっていうだけなんですけど・・(自分が歪んでいるのと同時に監督のせいでもある(見せ方))
幼児に猥褻な行為を企んでいた近所の変質者がすべてを連想させる・・
若者の突発的かつ予測不能な犯罪行為、これをおりこもうとした作品なはず
店の工具で殴られてホームセンターに転がる屍
後輩への暴力は普通に作品的には流れて行きました
ジョゼと別れた『直後』にキャンギャルへ向かったのはなぜですか?
冒頭では女遊びをし下品な会話ににやつく彼
普通な若者・・・  ?
クライマックスのわけは
恒夫がジョゼの世話に疲れてしまった・・
キャンギャルと連絡を取り続けていた(別れた直後に会ったのでそう考えるのが無難)恒夫に対するジョゼの優しさ、もしくは恒夫のわがまま
ジョゼに車椅子いらないと言われればそれに従うことしかできなかった優しさへ対する結末
などなど・・別れた原因は常に二人が共有していたのか・・はたまたどちらかの責任か、正確な答えは絶対に不可能
いい作品であったというのは大前提でのレビュー


概要
大学生の恒夫は、乳母車に乗って祖母と散歩するのが日課の自称・ジョゼこと、くみ子と知り合う。くみ子は足が悪いというハンディキャップを背負っていたが、自分の世界を持つユーモラスで知的な女の子だった。そんな彼女に恒夫はどんどん引かれていき、くみ子も心を許すが、ふたりの関係は永遠ではなかった。
『金髪の草原』の犬童一心監督が、田辺聖子の短編小説を映画化。くみ子演じる池脇千鶴は、関西弁でぶっきらぼうなくみ子の中の女性の部分をデリケートに見せて名演。妻夫木聡は、男の弱さ、ずるさ、情けなさを恒夫を通して見せていくが、恒夫が憎めない男になったのは、心の奥まで透けて見えるような彼の純な演技あってこそだろう。エロティックで美しくて切なくて泣けてしまうラブシーンも出色。恋愛の幸福感と背中合わせの残酷さを見事に描いた傑作だ。(斎藤 香)

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