仏陀とイエスのコラボという事で、興味津々で購入しました。しかしいざ読んでみると微妙かな…?という感じだったんですが、中盤からノリを把握し始めたのと、何よりこなれてきた感じで、俄然面白くなってきました。
この本で私が評価したいのは、仏陀とイエスが本質的にはちゃんと「教祖」なところです。小市民なんだけど、ちゃんと聖人!この手のテーマだと、単なる過激な茶化しに奔る事が多い気がするのですが、この作品に出てくる仏陀とイエスは、本質的にはちゃんと「聖人」な感じがいい。全体的にほのぼのしてて、なんだか癒されます。
ゆる〜く見守りたいおすすめ度
★★★☆☆
世紀末を無事に終えたブッダとイエスが下界ライフを満喫。
設定や発想には惹かれるものがありますが、どうもその設定だけで乗り切っているという感想を持ちました。
ギャグは一本調子でニヤリとするレベル、テンポやまとまりはすごく良いとは言えませんが、これこそがゆる〜いほのぼのを作り出しているのかもしれませんね。
癒されたい時、ゆる〜い時間を過ごしたい時には最適でしょう。
今後に期待。
主よ、ブッダよ、作者に福音を
おすすめ度 ★★★★★
編集者から「主人公はとにかく キャラがたったやつを書いてください」といわれて、
この主人公 二人が生まれたそうです。
読者を選ばない 万人受けする マンガって久し振りじゃないですか?
仏陀とキリストに関する知識が多少必要ですが、 小学生レベルでオッケーです。
歴史に名を残す、二人が現代でバカンスをすると、ホント、こんな感じなのかもしれません。
間違いなく 漫画の歴史に残る 傑作マンガです。
このマンガに関わる全ての人に福音を。