いまさらレビューでもないのですが他の野球ゲームのレビューを書いていてどうしても書きたくなりました。確かに今のリアル系の野球ゲームや当時のと比べても、操作性やら迫力やらみたら劣るかもしれないですが、とにかくおもしろいのです。やっててわくわくしました。水島マンガの主人公たちが実際のプロ野球に登場するなんて、野球ファンの夢でした。それが実現するのがゲームの世界なんだと思うんです。昨今の野球ゲームはやれリアルさがとかやれグラフィックがとかそんなものばかり追求してるけども、今のつまらないプロ野球にあわせたものをつくってもおもしろいものができるわけがないと思うんです。このゲームにはそんなものを吹き飛ばすドリームがありました。願わくば待望の第2段をいまこそ。ちょうどマンガでもスーパースターズ編が盛況です。少なかった水島キャラを総動員させた夢の野球ゲーム、できたらいいなあ。
Kジローばっかです。。。おすすめ度
★★★☆☆
水島ファンならプレイしてみたかった一品でしょう。
あぶさんやドカベンは当たり前なんと、僕が最近はまっている、
おはよう!!Kジローの岡本慶司郎が使えたのです。
これは平成に成ってからの水島マンガでなおかつ結構マイナー
だったので入っているか心配だったのですができました。
しかし残念だったのがドクターKこと日下や越光がオリジナル
でしか出来なかったことです。
もし次回作が出るならこういうマイナーキャラも入れてほしいです。
概要
『ドカベン』、『あぶさん』、『野球狂の詩』。言わずと知れた野球漫画界の巨匠、水島新司の作品に登場するキャラクターが日本のプロ野球に参戦する。漫画の味を生かした水島キャラと、リアルに描かれた実在の選手が夢の競演を果たすアクション野球ゲームだ。山田、岩鬼、殿馬、景浦、岩田、水原、里中ら水島漫画12作品に登場する30名以上のキャラクターが、現実のプロ野球全12球団の2003年度データによる実名選手300人以上とともに試合に出場する。 水島キャラはアニメ調で描かれ、殿馬の秘打「白鳥の湖」、岩鬼の「悪球打ち」、水原の秘球「ドリームボール」や里中の「スカイフォーク」などの必殺技の数々が、擬音とともに迫力満点に演出される。一方、実在のプロ野球選手はあくまでリアルなポリゴンで表現され、細かな動きや癖なども忠実に再現されている。リアルなグラフィックと漫画が交差するさまには、まるでTVのプロ野球中継に水島キャラが乱入しているかのような錯覚を覚える。
ゲームモードもペナントモード、ホームラン競争など多彩だ。また、キャラクターエディットによりオリジナル選手を作成することも可能で、漫画、実在、オリジナルの各選手を混成して自分だけの夢の球団を作ることができる。水島キャラは漫画の設定とは関係なく好きな球団に入れることができるので、ごひいき球団に入団させるもよし、原作通りに活躍させるもよし。それぞれのスター選手たちによる夢のオールスター戦が実現する日がやってきたのである。(江口謙信)