僕らのウィ−ザ-^^ おすすめ度 ★★★★★
1曲目のいなたいギタ-リフが聴こえた瞬間、好感触が期待できました。
今回も4人並んでのジャ写ですが、初期ような隣の兄ちゃん風の佇まいから、すっかり貫禄が感じられる風貌になってしまいましたね。
前作に続いてのリックル−ビンのプロデュ-スは、彼らのギタ−リフ主体の空間を大切にしたサウンドには良い組み合わせだったようです^^
ビ−スティ-ボーイズ、カルト、ジョニ−キャッシュ、トムぺティ、AC/DC,レッドホットチリペッパ−ズ…挙げればきりがありませんが、大好きなロックアルバムのプロデュ-サ-のクレジットを見ると、あそこにもここにも、”Produced by Rick Rubin”とあるじゃないですか?!
ガレ−ジ風のロックバンドからスタ−トしてもバンドが大きくなるに連れ、スタジアム級の大げさなロックスタイルへと変化してしまうのが昨今の音楽シ−ンの悲しい現状です…
ウィーザーの今回の新譜ですが、いろいろと4人以外の音がかすかにはさまれていたりと各楽曲に良くも悪くもフックを与えてくれてはいますが、安心してください。持ち味のコ−ラスワ−クとギタ-サウンドは健在です。
一発狙いじゃなくていい。コンスタントに平均以上のアルバムを作っていって欲しい。
だって今、ロックバンドの形態で、いい曲が作れて、マ−ケットでしっかり結果を出せてるのって…ウィ−ザ−はそんな数少ない成功したバンドなんだから。
みんなが憧れるロックバンド、でも隣の兄ちゃんのままでいてね。
リックル-ビンはM-2,4,5,6,10でプロデュ-スしてますが、M-1「Troublemaker」とM-3「Pork and Beans」が気に入りました。
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