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『大停電の夜に』に見るトレランス(寛容)
おすすめ度 ★★★★☆

****

「30代後半になってから、
一日一日を噛みしめるように生きています。」(原田知世)

女性にとって30代後半という年齢は、独身であれ既婚者であれ人生の大きな
ターニングポイントになるのだろう。容姿の衰えとか、出産とか…
男の勝手な推察だけど。

「三丁目の夕日」、「レイクサイドマーダーケース」を見て、薬師丸ひろ子が
すっかりお母さん役が似合っているので驚いたが、原田知世も薬師丸より3歳若いだけ
なので来年は40歳になる。中年になってもどこか少女のような透明感を失わない
原田知世が好きだ。彼女にも薬師丸のようなお母さん役を演じられるだろうかと
思ったりする。この映画の中の原田はアッと驚く役どころを演じていて、悪くなかった。

クリスマス・イブの夜、東京中が停電になる。
そう聞いただけで、甘ったるい話なんだろうなあと思ってしまう。
実際クリスマスイブの夜に12人の男女がおりなすラブフ・ァンタジーである。
確かに砂糖菓子のように甘い展開といえるかもしれない。厳しい批評も見受けられる。
しかしわたしはこの映画が好きだ。

この映画のキーワードは「トレランス」(寛容)である。
それぞれのカップルがそれぞれの問題を抱えて生きている。(でないとドラマにならない)。
その問題の原因が一方だけにある場合はまずいことになる。一方に落ち度があり、
一方は悪くない。さて、どうすればいいか。

この映画は寛容の物語である。
許しがたきを許す。我慢するのではなく、広い心、寛容さで許す。
そこに人としての成長があり、人生の奥行きが生まれる。新しい人生の出発が始まる。
普段は洋画しか観ないが、邦画も捨てた物ではないと思った。
今年のクリスマスイブにもう一度観よう。
まだ見ていない人はクリスマス・イブにどうぞ。



ろうそくの優しいひかりの中で〜
おすすめ度 ★★★★☆

クリスマスの夜・・
東京が突然大停電になってしまった。
暗闇の中、いろいろな出来事が起きる。
というお話。

人はだれでも、年食ってても若くても(笑)
みーんな こころに消すことのできないキズを
もっている。
停電の夜、ろうそくの光の中で
暗い夜だからこそ、人に見せられない
それぞれのキズが 少しだけ顔を出す。

そして、ウッドベースの音の中で、
少しだけ キズが癒される。

大停電という出来事の中で
大人のショートムービーがつむぎ出される。
カップルで見たら良い映画だと思います。 ^^



きれいな映像、そして、おもしろい。
おすすめ度 ★★★★★

映画に求めるものは
面白いストーリー、美しい映像と音楽、キャスティング。
そのすべてにおいて、合格点をつけられる、秀作の映画だと思います。

いくつものストリーが絡みながらも、糸が解けるかのように、一本一本、話が帰結していく様子がとてもおもしろいし、なにより、結末がとてもハートウォーミングであることが、不倫を素材にしていながら、見ている人たちに共感を与えるシナリオがすばらしいです。

原田知世や寺島しのぶが、普段より美しく魅力的に感じます。
女優さんを生かしている映画だとも思いました。

どなたかが書いてありましたが、吉川には、ホント、泣けます。いい男演じてます。

私は、豊川悦司が原田知世に見せる、最後の悲しそうな微笑が、最高に好きです。
あの表情は泣かせます。

大人の人が、クリスマスの映画をお探しなら、迷わず、これをお勧めします。



単調ではない美しい“黒”
おすすめ度 ★★★★★

クリスマスイヴの夜の大停電。12人の男女にそれぞれ起こるロマンチックなストーリーにスパイスを加えるのは、キャンドルの暖かい灯。でもそれは美しい漆黒があればこそ。黒がこんなに美しく撮られているのは、この作品だけではないでしょうか。この時期、街路樹を彩るイルミネーションも、冬の澄んだ空気の中だからこそ映えるもの。この“黒”だけでも映画を観る価値があります。



雪の降る夜に・・・・
おすすめ度 ★★★★☆

たった一夜の、そこに織り成す様々な人生ドラマ。
それも、クリスマスの夜の大停電の中で。
見終わってとても胸が熱くなりました。
停電の夜に、キャンドルライトがとても幻想的な雰囲気を
かもし出して、映像的にもきれいです。
出来るものなら、自分もあのジャズバーで一杯ひっかけて
仲間に入りたい・・・・そう思ってしまった。
原田知世、田口トモロヲの夫婦、そこに豊川悦司が重なる
エピソードが一番よかった。
でも、不思議なことに、見終わった後に、一番印象に
残ったのは、田畑智子の好演でした。
キャンドルライトが一番似合ってた。
きっと、見終わった後のあったかさは、彼女からの
プレゼントのような気がする。
映画の最後で豊川悦司がしゃべるセリフと同じだ。
クリスマスイブに恋人と肩寄せ合って見れたら最高でしょう。


概要
クリスマスイヴの夜、東京全域が停電になってしまう。真っ暗な都会で繰り広げられる、一夜の人間ドラマ。主な登場人物は12人。閉店を決めたバーのマスター、その向かいで賑わうキャンドルショップの店員。そして愛人に別れを告げる中年男、エレベーターに閉じこめられた男と女…。無関係のようだった彼らに、思わぬつながりが見えてくる。
ネオンの消えた東京に浮かび上がるのは、非常用電源やロウソクの灯り。その幻想的な光景が美しい。フランス映画などでも活躍する名カメラマン、永田鉄男のテクニックが冴えわたる。豊川悦司が演じるマスターがキーポイントの役どころで、バーで流れるジャズの隠れた名曲「ワルツ・フォー・デビー」が、ストーリーと絶妙にリンク。偶然が重なって彼のバーに集まる人々の関係性もおもしろく、観終わって、どこかのバーでジャズを聴きながら一杯やりたくなる。ただ背景の闇のように、それぞれのドラマがどれも暗めなのが難点。センチメンタル過ぎるのが残念でならない。(斉藤博昭)

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