楽しみに待ちこがれ、公開初日に観に行った想い出深い作品!!おすすめ度
★★★★★
インディ最新作「クリスタル・スカルの王国」公開に合わせて「最後の聖戦」も単品発売されました。
特典映像が新しくなっていますよ。
さて、レイダース&魔宮の伝説で人気を不動の物としたインディの満を持してのシリーズ最新作!!
ということで19年も昔、若かったボクは、公開初日、
車で2時間かけてド田舎から都会の映画館へ足を運びました。
満員の映画館で大盛況だったのを覚えています。
少年時代のインディ、ショートストリーから始まり、
ヘビが苦手なわけ、あごに傷の付いたわけ、ムチを使うわけ、帽子の秘密、
名前の由来などが次々と明かされ、納得しながら観たもんです。
父親役のショーン・コネリーとのドタバタ珍道中が実に楽しくおもしろかったです。
シリーズで一番コメディ色が強い作品だと思いました。
そしてエンドロールでは、みんなで夕陽に向かって馬を走らせる後ろ姿が延々と続き、
深く感動し、あぁいよいよインディシリーズも終わりなんだなぁと余韻に浸りました。
そんな懐かしい想い出いっぱいの作品なのですが、
今DVDで見直しても、正しく3部作の終演にふさわしい大傑作だと思います。
インディ・ジョーンズは、ぜひ3部作そろえてコレクションしましょうね!!
てっきり終わったと思ったインディが、この夏復活し、年取ってもがんばっています。
このシリーズはどれもハズレ無し!!
これこそ映画の王道ですね。
声優はだれ?おすすめ度
★★★★☆
以前買った3作品パックの最後の聖戦の吹き替えでショーンコネリーの声優さんはザロック
などでおなじみの、若山弦蔵(あれ漢字有ってるかな?)さんではなかった。
007からショーンコネリーと言えば若山さんの声だったのに・・・・。
今回は変わっているのでしょうか???
実はインディは子供の頃にウィーンで若き日のヒトラーにも会っていた!
おすすめ度 ★★★★★
インディ・ジョーンズ第3作目。今度の敵は「ナチス」で、ジョーンズ家は親子で対抗だ。
インディは実は結構「ヒトラー」と縁があって(←イヤな縁ですね。)、少年時代にもウィーンを訪れた際に画家をやっていたヒトラーと出会っているのです。(「インディ・ジョーンズ-若き日の冒険-」参照。)
考古学者であり、冒険家であり、探検家であり、そして「1人の戦う男」であるインディのカッコよさはこの作品でも際立っています。ショーン・コネリーの演じる「父親」のトボケっぷりもいい味を出しています。傘を広げて鳥を脅かして、飛んできた敵の飛行機を撃墜するとは・・・・・・。
無賃乗車の(追手の)軍人を飛行機から叩き出して、驚く他の乗客が自分も叩き出されては適わない、とチケットを次々と掲げる・・・・など笑いも効果的です。
ナチス・・・・と言えば「ユダヤ人の迫害」・・・が有名ですが、SS(親衛隊)が「アトランチス」の場所を探していたり、この映画でも語られているように「聖杯」の行方を追っていたりと、ヒトラー自身が占星術にはまっていたことを示唆するようなオカルトめいた一面もある集団でした。
その背景にはヒトラー自身がゲルマン民族の特別性・神聖を歴史的な裏付けを取ることによって、他民族(勿論、特にユダヤ人をですね)を殺害することに正当性を持たせようとしたことがあるようですね。さらにホントにあわよくばですが・・・ヒトラー自身が自分の寿命を延ばす方法を見つけて「自分の権力」を千年の後まで及ぼすものとしたい・・・という野心もあったみたいです。尤も、後者は「違う意味で」後の歴史に「大きな傷痕」を残すことになりましたが。
見せ場は・・・やはり中盤のナチスの戦車との戦いでしょう。シリーズを通した軽快なテーマ音楽が冒険を彩ります。