これはこれで良いですおすすめ度
★★★★★
アニメの地獄少女が好きで全話通して見ていましたが、
これはこれで楽しめました。
しかし、キャスティングに関しては正直不満ありです。
岩田さゆりさんは閻魔あいを演じるにはやはり普通すぎるし、
杉本彩さんは本来精神的に一番若い骨女を演じるには貫禄ありすぎ、
輪入道役の小倉久寛氏は逆に軽すぎて重みが足りない、
そして加藤和樹さんはイケメンですが派手でワイルドすぎて
イケメンだけど地味で薄い感じの一目連とはちょっとイメージが違います。
しかし、キャストへの不満はあっても内容的には充分楽しめるレベルでした。
特にアニメでは「コント」とも揶揄される“地獄流し”のシーンは本当に怖いです(笑)
また、話の展開も既にアニメの方で地獄少女のパターンに慣れきってしまっている
ファンの予想を良い意味で裏切ってくれます。特に最終2話の予想外の結末は必見です。
個人的にはアニメ第1期、二籠含めて一番地獄少女らしい結末だったと思います。
もう終わっちゃうの?おすすめ度
★★★★★
岩田さゆりさんは『吉祥天女』といいこういう役がはまっています。『妖』を持った役をやらせば今の20代の女優さんの中では右に出る人はいません。私は12回放映中3回しか見てませんがはまってます。確かに特撮でちゃちいところもありますが、そこがかえっておどろおどろしさが出てていいと思います。アニメの『地獄少女』とは別物です。ドラマはドラマ、アニメはアニメで比較するのではなく、別作品として見た方がいいでしょう。これを見るとテレ朝の『スカイハイ』の一番初めに出たのが恋しくなりました。
放送もっと見たかった!
おすすめ度 ★★★★★
最終話の12話が、この間の土曜日に終わってしまいました。
3ヶ月間すごく楽しみにして夜起きていたので、来週からないと思うとさびしいです。
ストーリーが、よくもここまでというくらいバラエティに富んでいて、
DVDになったらもう一回全部じっくり見てみたいと思ってます。
おすすめです。キャストもすごくがんばっていたと思います。
アニメも何度か見ましたが、あの世界観をキャストにしても演出にしても
出していくのは、かなり難しいと思います。
自分ならどうするかな、と考えてみるのも楽しかったです!
概要
2006年11月~2007年1月、日本テレビ系で放映された岩田さゆり主演のホラードラマ。本作は、異色なモチーフで人気を博した同名のアニメをドラマ化したもので、実写ならではのリアリティーが、物語をより見ごたえのあるものにしている。特に、岩田さゆりの日本的で憂いを帯びた容姿は“地獄少女”=閻魔あい役にふさわしく、美しくも不吉な漆黒の振袖がよく似合う。あいの使い魔“三藁”のうちの一人、骨女を演じる杉本彩の妖艶さも必見。また、ネットを心の拠りどころにしがちな現代人の風潮を巧みにとらえ、ホームページを介して“地獄”と交信できるという設定は、非常に興味深い。今も昔も変わらず、人の心に潜む闇の部分を刺激するストーリーは、いずれもテーマ性に富み、「怨みとは? 復讐とは何か?」を深く考えさせられる。(みきーる)