最高の少女マンガおすすめ度
★★★★★
これで最終巻です。
もうこれ以上の少女マンガは他にないでしょう。
特に恋愛漫画部門では。
男女問わず楽しめる作品だと思います。
とにかくキャラクター1人1人が本当に生き生きとしていて
まるで本当に自分の周りで動き回ってるみたいな気持ちになります。
それにこの漫画にはとことん悪役がおらず
ひねくれててもみんな根はいい奴ばかりです。
多田先生が亡くなってしまって永遠に結末を知ることはありませんが・・
とにかく読んでいる人を幸せにしてくれる漫画でした。
入江君はとことんかっこいいし、
琴子はとにかくひたすら一途がとりえだけどダメダメで、
ともすればウザキャラになりかねないのに
そんなの突き抜けて読む人を味方につけちゃうほどの
パワーを持ってるすごいキャラです。入江君には琴子しかありえないと今では思います。
(最初は、ね・・・笑)
そして最後のページ・・・
嬉しい展開なのにこれから先が見られないと思うと切ないです。
最初読んだときここが作者急逝のため最後になったと聞いて
ショックというかびっくりして、ほんとに信じたくなかったです。
そういえば多田先生は多くの漫画家から愛される漫画家でもあり
亡くなったときには多くの名だたる有名漫画家(少年少女問わず)が
追悼のメッセージを寄せていましたね・・。
・・なんか書いてたら悲しくなってきた・・;
なんかしんみりしたレビューになっちゃいましたが
内容は全くしんみりした漫画じゃないんですよ!!^^;
とにかくなんも考えずに読んでひたすら笑って楽しめる漫画です!
死ぬまで本棚に入れときます♪ほんとオススメです!
すごいところで引いてるな、、、、おすすめ度
★★★★★
最終巻です。
ラストのひとコマが衝撃的でしたね。
長い話しだったので登場人物もずいぶん大きくなったこの作品、
琴子のあまりのダメさにイライラすることも何度かあったけど
そのたびに入江君のカッコよさを思い知らされました。
琴子と入江君はホントにこの相手じゃなきゃダメだろうな、と思います。
最高の時間を頂いたことに精一杯の感謝と敬意を込めて、、、
リアルタイムで訃報に接しおすすめ度
★★★★★
当時この連載を楽しみにしていたものにとって
あまりに突然のことでただただ驚くばかり。
また作者の多田さんの事を余り知らない身としては
訃報が新聞、それも一般紙で大きく扱われたことに
偉大な方だったんだと二度ビックリしたのを思い出します。
未完で終わってしまった、いやおわらなかったからこそ
この時代この作品に接した多くの人に
どうにもならないことってあるんだなって教えてもらい
ましたよね。
ハッピーエンド…おすすめ度
★★★★★
作者の多田かおるさんが亡くなった事を知らずにドキドキしながら読み進めていてラストが衝撃でした。この先のストーリーを知りたいという事より亡くなった事への驚きの方が勝ってしまいしばらくラストページを開いたまま動けませんでした。未完ですが最初から見ていてもわかる通りおそらくハッピーエンドだと思います。入江くんの期待を裏切らない胸キュンなセリフ、琴子の入江くんへ対する変わらない一生懸命さ…ラストを知ることは永遠にありませんがどんなラストであれ二人は幸せになったのだろうと思います。
シリーズ全体を通しての感想ですおすすめ度
★★★★★
何度読み返してみても、「えっ ここで!?この展開で!?」というところで終わってしまいます。他の皆さん同様、私もこの先が見たかったです。
(この先ネタバレです)
これから赤ちゃんがうまれるという所で終わるわけですが、前に琴子が妊娠したと勘違いしたエピソードに、赤ちゃんを抱く入江くんの姿があります。コレを眺めては、「あー、もっと続いて欲しかった」と思ってしまいます。
大好きな入江くんのために頑張りまくる琴子が主人公、ではありますが、ストーリー上の本当の主役はむしろ入江くんです。彼は天才だし心根はいい人ですが、恋愛に関しては実はまったくのダメ男。そんな彼が、いつも変わらぬ琴子に出会って少しずつ変わり、大人になってゆく。金ちゃんとクリス、裕樹くんと好美ちゃんもまったく同じ構図です。
私は実は琴子のお父さんが一番かっこいいと思います!大事なところで渋い手助けをするお父さんが大好きです。入江くんのお母さんのありえなさも、見てて笑ってしまいます。
いろいろな場面が、これ以上のセリフは考えられないという名台詞で彩らた名作です。
とにかくひたすらそばにいるという愛し方に対する賛否はともかく、、、琴子のパワーは少しは見習いたいかも。
そのあふれるセンスでみんなを楽しませてくださった多田かおるさんのご冥福をお祈りして、5点献上。