もはや「洋楽より歌手」じゃない、王道J-POPも◎ おすすめ度 ★★★★★
ミニアルバム「mink」から数えて4枚目のアルバム作品。
いつも安定した楽曲と、類まれなエモーショナルなボーカルで、
いつでも安心して聴ける数少ない歌手さん。
今回は全7曲とも新曲ということですが、うち、
M3「愛してる」は、石井竜也の作詞作曲曲で、
M5「生まれて来る子供たちのために」は、小田和正の作詞作曲曲(原曲はオフコース?)
なのですが、どちらも非常に良い雰囲気の楽曲に仕上がっています。
彼女の音楽って、今までは、その日本人離れしたボーカルゆえか、
「洋楽よりの歌手」という偏見にしばられていたように思うのですが、
こういう王道J-POP曲が入ることで、洋邦合わさった、如何にも
J-POPぽい雰囲気に仕上がると同時に、王道J-POPを歌わせてもいける!
いや、いけるどころか重々素晴らしいという、
minkさんの新たな魅力が導き出されたように思えます。
今となってはエイベックス女性ボーカルの良心的存在。
たとえ知名度は上がらないとしても大切にしてほしいですね。
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