ELVIS as recorded at NewYork Madison Square Gardenおすすめ度
★★★★☆
さぁもう歳なので聴き逃している音はないか?と考えていたら「しまった!これは大変!」と言う事でエルビス・プレスリーをしっかりと聴き始めている。
本作は1972年6月10日の「夜」に行われたエルビス最初で最後の(意外だが)ニューヨーク公演の記録である。9日から11日まで3日間で4回述べ7万8千人の観衆を集めた。コンサート終了後僅か9日後の19日にはライブLPとして発売になったというからもの凄い。この10日の「昼」のコンサートの記録が後年「An Afternoon In The Garden」として発売されている。
個人的な意見としては、翌1973年1月14日にハワイで行われた衛生実況中継という世界遺産的コンサートのライブのほうが元気が良い出来栄えと感じるが、これも即座にライブLPとして発売された一切の編集無しの傑作だ。なんせ、現代のように後から音を被せたり、歌を録り直したりなどということは一切しないのが「ライブ」というものだという定義があった時代の証明なので「清い音」に浸れるのが嬉しい。
何と言ってもエルビスの歌の上手さには舌を巻く。現代にはこのような歌い手は皆無だろう。いやエルビスこそ最後のシンガーだったということなのだろう。しっかり聴かないといけないな。星4つとしたのは「アメリカの祈り」での悪戯のため(残念)。
エルビスのオンツアーの開幕。全盛期を語る上での秀作。おすすめ度
★★★★★
最近、エルビスを殺したのは食生活で誤った食生活でカロリーをとりすぎたので死んだ。とありました。そんな下馬評(?)をくつがえすような、ステージライブ。見果てぬ夢など、コーラスとの絶妙なバランス。歌唱力、それに呼応するかのように観衆からの絶大の声援!!!惜しいなあ。残念だな。悔しいなあ。もしも、カロリーバランスなど、徹底的な食生活の管理ができたのならば、72歳のエルビスを見れたのかもしれない。プリシアとうまくいっていたのなら、小泉元総理が、「アメリカの祈り」を歌うとき、リサとプリシアともう一人エルビスの姿がホワイト・ハウスにあったのかもしれない。ともあれ、この作品は色々な思いを彷彿とさせる秀作です。
一押しのCDですおすすめ度
★★★★★
最大の都市ニューヨークを意識したのでしょう、全体的に緊張感がみなぎっていますし、観客の歓声も凄く、エルヴィスをのりにのせて素晴らしいライブになっています。完成度の最も高いライブCDだと思います。エルヴィス初心者にも一押しのCDです。
実況録音らしいLIVE盤おすすめ度
★★★★★
1972年9月10日の実況録音盤です。72年は、全米でのコンサートツアーを敢行した年で、その集大成としてNYマディソンスクエアーガーデンで、7万8千人の観客を集めた記念すべきコンサートを行った時のものです。曲目やコンサートの演出も、ほぼ完成され、オープニング序曲が壮大な雰囲気を醸し出し、ゴージャスな衣装と叩き込むようなボーカルなどキング・オブ・ロックンロールとの異名をとるに相応しい内容となっています。全米に向けたツアーを意識してか、曲が全体にアップテンポで、リードギターとドラムがスリリングにエルヴィスのボーカルを煽っているのが印象的です。
CDの裏の写真が、NY公演の時にエルヴィスが着ていた衣装だそうです。真っ白で、本当に綺麗な衣装です。
しびれる!おすすめ度
★★★★★
エルヴィス、初のNY公演。
このコンサートには、ジョン・レノン、ジョージ・ハリスン、ボブ・ディラン、デビッド・ボウイ、アート・ガーファンクル等、そうそうたるメンバーがエルヴィスの公演を聞きに来ていました。
オープニングからエンディングまでの21曲をたたみかけるように唄っています。
個人的なオススメは、「見果てぬ夢」ですかね。
RIAAマルチ・プラチナ×3・ディスク認定。の超名盤です!
とりあえずきいとけ!