阿片窟から消えた男おすすめ度
★★★★☆
◆「唇のねじれた男」
夫であるネヴィル・セントクレアが阿片窟の2階に居るのを目撃した夫人。
巡査を伴って、阿片窟に突入すると、唇のねじれた男、
乞食のヒュー・ブーンしかそこには居なかった……。
部屋に残されたセントクレアの衣服と窓枠付近の血は、何を意味するのか?
阿片窟や乞食の描写など、ヴィクトリア朝末期の、急速に都市化が進行している
ロンドンの退廃的な雰囲気が活写され、じつに興味深かったです。
ミステリとしての謎は小味ですが、前述の社会風俗との連関を考え合わせた時、
単にサプライズということに留まらない、重く沈鬱な余韻を残します。
まんま
おすすめ度 ★★★☆☆
コナン・ドイルの原作をそのままマンガにしたもの。
絵はキレイですが、このマンガ読むならストレートに原作行った方が雰囲気味わえて
良いと思います。
あとワトスン君にお髭がないです;;
原作未読の小中学生向けにしては絵柄が耽美すぎるし、大人のお姉さん方向けにしては
サービスシーンなしだし。どの層を狙ったのか謎…