影崎が...おすすめ度
★★★★☆
<協会>の審査を受けるために、英国へ渡ったアストラルのメンバーを<螺旋なる蛇(オビオン)>が襲う...
今回は、一緒にイギリスまで行ったものの、アストラルメンバーはバラバラでの対処を余儀なくされます。いつきは独り誘拐されてるし(笑)、アディと穂波がタッグを組んでるし、猫屋敷さんは、「おいおい、そんなのありー?」と聞きたくなるぐらいのびっくり手法で凄いバトルをやってくれるし。なのですが、全てが影崎の前に霞みそう...な勢いです。ほんとにこんなのありかい?次はどうやってこれを超えるのか?読者ながら心配になってしまいそう。でもって、穂波の過去もちょっぴり明かされるし、今回は盛りだくさんの展開です。
魔法使いを裁く魔法使い!
おすすめ度 ★★★★★
第11巻
前巻の事件によって協会の審査を受ける事になったアストラル。
英国・倫敦(ロンドン)へと向かう。
そんな中起きた魔法使い殺人事件、ラピスによるいつき誘拐。
社長不在のまま審査が行われようとした時、遂に「螺旋なる蛇」が協会へ牙を剥く!
螺旋なる蛇の目的(まだ明かされてはいない)
ラピスがいつきを誘拐した理由(ラピスがいるという事は…)
協会の副代表・ダリウス・レヴィといつきの出会い
影崎の実力
読み応えがあります。
「螺旋なる蛇」に翻弄される魔法使い達。
アストラルメンバーとアディリシアは初めて手も足も出せない状況に陥る(猫屋敷は除く)。
「螺旋なる蛇」がどれ程の力を持っているのか、全ては出ていませんが充分に伝わってきます。
また、影崎と猫屋敷の因縁(ほんの一部)も描かれて良いです。
魔法戦
猫屋敷の真の実力が発揮されます、陰陽道vs錬金術、必見です。
今回の見所は大きくなってきたストーリーもですが、何より影崎の実力でしょう。
遂に彼の力が見られます、ただしほんの少しだけ。
例えるなら
数ある絵の具の中の一色を使ったに過ぎない。
まだまだ影崎の力は未知数。
彼がただの魔法使いではない事も示しているんじゃないかな、と思います。
協会という存在の大きさはダリウスの発した言葉で解るかと思います。
「<協会>を嘗めるな」
ダリウスという存在もこれからの話に大きく関わってくる事でしょう。