これは絶対お買い得です!おすすめ度
★★★★☆
このアルバムを買うまでは、自分のなかの「ヘヴィ・メタル」はHELLOWEENとGAMMA RAYの2つだけでした。しかし、このアルバムは僕のメタルに対する視野を大きく広げてくれました。
RHAPSODYの素晴らしいボーカルとクラシックとの融合、BLIND GUARDIANのパワー、ANGLAのメロディックな響き、STRATOVARIUSの優れた叙情性…メタルとはこんなに裾野の広いものだったんだと感心させられました。
ただ、最後の4曲の選曲は微妙でした。いかにも「適当に選んできた」って感じがしました。このマイナス要素により星は4つで。
メタルオムニバスの難しさおすすめ度
★★★★☆
メタルファンというのは頑固者が多いのではないだろうか?かつてサバスからオジーが脱退しロニーが加入した時、名盤へブンアンドヘルをサバスが堕落したと判断した人が多かった気がする。レインボーも後期はダメと考えている人が多かった気がする。自分も過去そうでした。今では上記のように考えたことが愚かだと気づいています。そんな自分は数年前はオムニバスはろくなもんじゃないと敬遠しつづけてきました。アーティストが作り上げたアルバムコンセプトが台無しだし、自分と選者の選曲のギャップ(この曲を入れてなぜこの曲が入らないという怒り)がストレスを感じさたからだ。
多分、このアルバムを買った方、買わなかった方両方ともに上記のストレスを多少感じたのではないでしょうか?JPOPと違いシングルカットされることも少ないメタルではリスナーごとにアーティストの代表曲は変わってくると思います。そういう中、オムニバスの選曲者もある程度の妥協をしたと思います(この辺でいいでしょ?的な)。そういう意味での上記タイトルです。
満点のメタルオムニバスは存在しないでしょう(及第点はあっても)。
中高生、専門学生時代は生粋のメタルマニアでした。社会にでてメタルから遠ざかりもう十年になろうとしています。最近当時を思い出し久しぶりにと思いこのCDを購入しました。このCDのコンセプトはまったく理解できませんが(どういう意味があって、このバンド、この曲か良く分かりませんが)結構楽しく聴けました。当時の懐かしさと「メタルっていいなぁ」そう思いました。初心者の方々にこういうアーティストもいるんだ的な(初心者でもメタル聴くなら知っとけよという方々も入っていますが)、または友人にメタルを紹介する時に利用してください。そういう使い方ならベストです(これがコンセプトか!)がコアな方は各アーティストのアルバムを努力して購入し、自分のベストを作成したほうがいいですよ。
ちなみに評価は及第点とさせていただきます。長々とすいませんでした。