親子で心があたたかくなりました おすすめ度 ★★★★★
引っ込み思案のおかぴくんが、なかよし村のおやつ会議で初めて手を挙げて
いつもおかあさんに作ってもらっている「おひさまぷりん」を紹介し、
みんなで材料をそろえて作り上げていく…という心温まるお話でした。
5歳の息子に読んであげたら、おいしそうなおやつの描写に大喜び!
プリンの材料や作り方にも興味を持って自分でも想像をふくらませ、
「これはこうやって作るのかな」「じゃあぼくは今度これを作ってあげるね」
と話が尽きませんでした。
さとうきびをにつめてお砂糖を作る、というところが特にお気に入りなようです。
お話の最初からおかぴくんと一緒になってドキドキしたりワクワクしたり、
最後には「おかあさんだいすき」という言葉に親子で心があたたかくなりました。
あとがきで紹介されていた石田ひかりさんの子育てストレスのエピソードに
「ああ自分だけじゃないんだ」という気持ちにもなれて、
母である私も元気付けられる、とてもステキな絵本でした!
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