PS版の魅力が、削ぎ落とされている…?(汗おすすめ度
★★★☆☆
おしゃべりシュミレーションゲーム「どこでもいっしょ」の、PSP版―
―というよりも。これは元祖とは、全く別物のゲームだと思いました。
元祖からだいぶシリーズ化が進んだせいか、クロネコ達が出てきます。
プレイしはじめて、すぐにがっかりしたことは、BGMがついてしまったことです。
元祖「どこでもいっしょ」の何が良かったかというと、ポケピの、あの生活感でした。
夏のセミの声
豆腐屋さんの音
ポケピがテレビをつけると流れてくる、番組の声や効果音
ゲームを始めて、ポケピの部屋に入ると聞こえてくる様々な「音」。それこそが、どこいつのBGMであり、ポケピに対する親近感だったのでは…?
音楽がついて、そうした「生活の音」が全く聞こえてこないPSP版。私は残念に思います。
さらに残念なのは、ポケピの反応。…元祖「どこいつ」は―例えば、ポケピと1の会話で喧嘩をすると、しばらくプンプンしています。で、2の会話時もポケピはまだ怒ってたり、逆にションボリしていたりして、プレイヤーは謝ったりなでたり…という、コミュニケーションが繰り返されていました。
ですが。このPSP版。1の会話で泣いているトロに、またすぐ話し掛けてみると、何故かすでに立ち直っていて、全然関係ない会話を始める。とぼとぼ歩いてるから、大丈夫かな?と話し掛けても、やはりどうでもいい会話を一方的に進められてしまう。
1の会話は1で終了 という事。いまいち…つまらない です(^^;)
それから、「贈り物」ですが。このシステムも大幅に変更されています。
一応。PSP版にはポケピと一緒にどこかへ「おでかけ」するシステムが出来ました。電車や食堂やお祭り…etcと、それはもうバラエティに富んでいます。で、「おでかけ」先で、会話が弾むと、クロネコ宅急便が現れて、外出のおみやげに! とツヅラを配達してくれるのですが。
大きいツヅラと小さいツヅラ。どちらか選べと言われるものの、中身は何が入っているのかわかりません。まあ、たいてい変なものです(苦笑)
これを「楽しみ!」と取る人もいれば、「選択権無いも同然では?」とビミョーな気持ちになる人もいる と。
元祖どこいつは、プレイヤーが季節に合わせたものを、好きな時に好きに選んで、ポケピにプレゼントできた。で、貰ったものを食べ飲みするポケピの仕草が超可愛かった(笑)。それが今回は、無い。
かわりにPSP版は、おみやげを部屋に飾るという事ができるようになっています。友達と通信してお土産交換もできます。
元祖大好き〜!な人にとっては、いい意味でも悪い意味でも衝撃的かも…(汗
初トロ
おすすめ度 ★★★★☆
子供用に買ったのに、自分がハマりました。
最初は何が面白いのかわかりませんでしたが、言葉同士の関連づけのコツがわかると、思わず苦笑いしそうな文章ができたりして面白いです。
例えば…
「△△(本の名前)で読んだけど、北朝鮮では最近コスプレが大流行しているらしい…」
「○○(私の名前)は自分専用のマジンガーZを持っているか?」
「ニュージーランドでは軍事用アフロダイAの量産化に成功したらしい…」
分類のバリエーションや言葉の修正機能が強化されたら満点です。例えば、漢字を知らない低年齢の子が、後で登録した言葉を漢字に直したりできるといいかなと思いました。