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シーク―灼熱の恋 (バーバラ・カートランド ライブラリーオブラブ)

E.M. ハル
おすすめ度:★★★★★
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ロマンス小説の古典
おすすめ度 ★★★★★

イギリス人の冒険好きな令嬢ダイアナはシーク・アーメッドに一目ぼれされ、拉致されます。はじめは服従を強いられることに抵抗するダイアナですが、次第にシークへの愛に目覚め・・・。一方シークのほうも憎むべきイギリス人であるダイアナに心引かれる己に葛藤があります。最後にシークの出生の秘密が明らかにされて・・。裏表紙のコメントによると1920年代に出版された当時イギリスでは'poisonously salacious'とよばれ相当物議をかもしたとのことです。と同時に、アメリカではルドルフ・バレンチノ主演のサイレントムービーは大ヒット作品となり、小説も幅広く読まれました。映画よりも小説のほうが良くかけていると思います。性的描写についてはただキスシーンがあるのみで、非常に上品な文体です。なにがそこまで「わいせつ」と思われたのか、現代の価値観からは理解しがたいものがあります。おそらくは、ストーリ自体が当時の人種的階級社会的見地からして許しがたいものだったということでしょう。1920年台というイギリス帝国の植民地主義の夕映え時代に、イギリス人の上流社会の令嬢がシークとはいえアラブ人に結婚もせずに肌を許して、愛人に甘んじているということは確かにスキャンダラスなストーリ展開かもしれません。ただし、人種問題については最終的にはヨーロッパ人が納得するような出生の秘密が隠されているんですけれどもね。


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