もう少し...ねぇ。おすすめ度
★★★☆☆
VocalとSound Trackの2部構成。既に発売から1年7ヶ月が経過するも,未だレビュー無し。やはり人気を博した「1st」の続編として,期待を込めて登場した「2nd」が作画・物語共に大幅にグレードダウンした為にそっぽを向かれたのかな?雑文ながら感想です。
≪Sound Track≫
7つのテーマ別にまとめられ,作品の雰囲気が伝わってくる。曲調は全体的にテンポの速い「テクノ系サウンド」で,フルデジタルアニメのサウンドに相応しい仕上がりになっている。テンポの速い低音でビートを刻み,歯切れの良い高音でまとめられているので,ブラックライトとバカでかいウーファーを搭載した「ヤン車」やディスコ等で踊るときに以外と合うかも。知らない人が聴いても,少なくともアニメの音楽とは思わないだろう。ある意味で「アニメ音楽」を超えている。
≪Vocal≫
OPとEDがやっぱり良い。基本的に「何と歌っているのか判らない曲」は辟易する私でも,ヴァンドレッドの雰囲気を十分伝えるこの2曲は大好き。それに加え,No.6(What a Wonderful World)とNo.10(White Love)の挿入歌が収められている。どちらも印象深い場面で使用された為,これらが収録されたのはありがたい。が,No.6は当然オリジナル(Louis Armstrong)が収められていると思っていたので,残念極まりない。
OPとEDが1枚に収められたのはこれだけ(と思う)ので,ヴァンドレッドが好きな人は聴いても損はないと思う。