メンフィスへの道おすすめ度
★★★☆☆
マックィーンにしてはのんびりした作品。ミシシッピの金持ち農場主の孫をテネシー州メンフィスへ連れ出して羽を伸ばす,ちょっとしたロードムービーでもある。
少年の成長物語にしては刺激が弱いし,人生の先輩が背中で教えるというには先輩の生き様がだらしない。
ただ背景として知っておくべきは,ミシシッピが全米屈指の黒人差別意識の強い州であったこと。原作のフォークナーでさえ差別発言をした記録もあるらしい。映画の中では淡々と差別的台詞が語られる。
南部の美しい風景が素晴らしい。マックィーンと黄色い車,確か「華麗なる賭け」でもそんな組み合わせがあった。少年ルーシャスを主役と心得て観ると,何と気楽に観られることか。
美しいピクチャーディスク。特典は特にない。
こんなマックィーンもあり。おすすめ度
★★★★☆
スティーブ・マックィーンというと、寡黙な男・強い男を演じているというイメージがあると思いますが、この作品のマックィーンはほのぼのとした感じです。いわゆるロードムービーにあたると思いますが、男三人組の珍道中が、笑えます。しかし、人種問題にも触れていますし、テーマ性もある作品だと思います。男三人組のうちの一人は、子供なのですが、旅することでさまざまな体験をし、成長する姿があります。今までの作品にはない、マックィーンの一面が見れますので、ファンは必見です。
華麗なる週末おすすめ度
★★★★★
アクション俳優のマックィーンとは別の魅力満載の作品で、。ウイリアムフォークナーの世界が見事に表現されている。
後期の隠れた秀作。
待ってました!おすすめ度
★★★★★
マックイーン主演の中では、一番ほのぼのとした名作だと思います。
「華麗なる賭け」と少々タイトルが似たような感じですが全くの別物。
舞台は20世紀初めのアメリカの町
使用人(マックイーン)とその家の少年(M・ボーゲル)、黒人(R・クロス)とメンフィスへドライブへ行くというストーリーであるが
マックイーンらしからぬほのぼのとした作品だと思います。
しかも、以前はビデオだけの発売だったが
今度は、高画質のDVDで見れるとなると
マックイーンファンならずとも、是非とも目にしておきたい一作だと思います。