80年代のサントラ・ブームはものすごい勢いがあった。内容、セールス共に。この「ロッキー4」のサントラもそんな勢いにのって大成功を収めたと言えるだろう。サバイバーの「バーニング・ハート」をはじめ、この映画にふさわしい力強いロックが聴けるアルバム。正直、映画そのものは、1作目、2作目の出来があまりにも良すぎた為、物足りなさを感じたのだが、音楽、つまりこのサントラに関しては超一級レベルと断言出来る。当然、全ての曲がシングル・カット可能な程インパクトは強い。実際、このアルバムから全米1位を含む数曲のヒットが生まれた。インストゥルメンタルの2曲もかなり良い曲。ロッキーの心情を上手く表現した名曲だと思う。
Double Or Nothingおすすめ度
★★★★☆
個人的には3曲目のDouble Or Nothingがすごく気に入ってます。
サントラ王(当時)のケニー・ロギンスとグラディス・ナイトという
異色の組み合わせもさることながら、
一聴して、これはシングルカットされて大ヒットするのでは!?
と思えたほどすーっと入ってくる美しいポップソングなのですが、
予想に反してシングルカットされませんでした。
2曲目のHearts On Fireの間奏から後半への盛り上がり、
疾走感もめちゃめちゃ好きです。16分(ぶ)でピコピコ入ってくる
シーケンスパターンがとっても気持ちよいです。
ロッキーファンならずともきっと気に入る1枚。おすすめ度
★★★★★
ヴィンス・ディコーラの「WAR」と「TRAINING MONTAGE」は最高です。インストゥルメンタルで歌詞は一切ありませんが、非常にドラマチックで盛り上がりのある曲で、聞いているうちに体の底からやる気が燃え上がってきます!ロッキーファンはもちろん、ロッキーシリーズを見たことがない方も一度聞いてみることをお勧めします。試験日の朝や、これから大事な試合というまえに聞くと効果が出そうです。
「ロッキー3」のメインテーマで、「ロッキー4」ではオープニングで少しだけ使われた「EYE OF THE TIGER」もしっかり収録されているという点も嬉しいポイントです。
サバイバーだけじゃないぜ!!
おすすめ度 ★★★★★
80年代の映画のサントラには名作が多いけど、個人的にはこのアルバムとトップ・ガンのサントラがお気に入りです。サバイバーの曲もいいけど、一番のお勧めは、ジョン・キャファティーの”HEARTS ON FIRE”です。映画の内容にぴったりの歌詞が胸を熱くさせてくれます。他の曲もいい曲ばかりで、ドライブなんかする時は絶対に持って行きます。晴れ渡った空の下、海岸線をぶっ飛ばす・・・。サイコーだよ!!。