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海の稜線 (創元推理文庫) |
黒川博行の作品は数作読んだが、この作品は中でも面白い。
軽妙な会話、小気味良いテンポで物語が展開するのは他の作品と共通するところだが、 この作品は特に殺人トリックの種明しに依存することなく、事件の経緯、背景等の意外 性で読者を楽しませてくれる。 |
アニーの冷たい朝 (創元推理文庫) |
創元推理文庫の黒川作品はすべて読んでいます。 当然のことながら、今回も大阪府警捜査一課の人々が活躍します。 女性をマネキンのごとく扱う犯人。 それを追い詰めていく刑事たち。 警察の動きをあざ笑うがごとく、犯行は重ねられていきます。 今回も、刑事達の軽妙な会話を楽しみつつ読めるなぁ… |
ドアの向こうに (創元推理文庫) |
毎度おなじみの『ブン』と『総長』が解決していくわけです。 あ! もう一人、機動隊あがりの『五十嵐(だったかな?)』が 二人に加わることで、更なる「アジ」を出してくれてます。 内容について触れてしまうと、結末に影響するので避けます。 黒川作品については、使い古された言葉になりますが 大阪弁での会話が最高ですよね。 今回もそれが、いかんなく出ています。 |
ゆうべ 黒川創 が夢枕にたたれてこうおっしゃったッ・・・!
独特の存在感を持ち、マルチな分野で才能を発揮する異色のアーチスト 黒川創。1度聞いたらやみ付きになる“フューチャーポップ”の今を知りたいという人にはオススメ。
「“おまえなんか見たくないよ”って感じだったけど。でも今はみんなバンドに戻りたいって思っているよ」と語り、充電期間も終わって意欲的になっているようだ。
ほえ~。ということはこれを頭に置いて言ってたのかな?
『 人間一度しか死ぬことはできない。 』( シェークスピア )
と。なんでやねん。。
黒川創「かもめの日」のこと
黒川 創「かもめの日」 久し振りに「これが、文学か」と思った川端康成 でしたが、. 「これが、小説だぁ」と思ったのが、この「かもめの日」でした。 作家の重松清さんは、本書のことをこんなふうに言っています。 一見ばらばらな人物や場面でも、実に ...
「かもめの日」(黒川創)
「かもめの日」(黒川創)を読みました。いいなぁ、この本も。 読み終わって、一人夜空を見上げているような、とても静かな気持ちになっています。 深夜放送のナビゲーター、その番組の台本を書いている売れない作家、フリーの女性アナウンサー、 ...
『かもめの日』黒川創
かもめの日. この商品をレビューしたブログ一覧». 評価: 黒川 創 新潮社 ¥ 1680 (2008-03). 朝は、誰の上にも、適当にやってくる。この地球の上では、夜の終わりの尻尾の先など、誰もつかまえたことがないのだから。(本文より) ...
かもめの日 黒川創 著
かもめの日 黒川 創チェーホフの戯曲「かもめ」で主人公が叫ぶフレーズ「わたしはかもめ」。宇宙から同じフレーズを繰り返し叫ぶ女性初の宇宙飛行士。2つのエピソードから始まる導入部がとても素敵で、凄くわくわく感を掻き立てられました。 ...
黒川創、『かもめの日』
黒川創、『かもめの日』、新潮社、2008年。『蟹工船』が今よく読まれているそうだ。フリーの人々の寄る辺ない生活を描いたこの小説も現代版『蟹工船』かと言...
透明な透明な~黒川創『かもめの日』~
黒川創の『かもめの日』を読んだ。某書評家の評価が高く、「今年最大の収穫」的に絶賛されていたので、第2刷、初版は品切れ、を一ヶ月近く待って購入。都会に生きる人々の様々な生き方がなんとなく繋がって...といった内容なのだが、個々のエピソードが ...
黒川創 『かもめの日』
《半世紀前、地球のはるか上空から、「わたしはかもめ(ヤー・チャイカ)」と叫んだ女性宇宙飛行士がいた。そしていまこの地上で、傷つけた青年と傷つけられた少女が、再び出会うことになる長い一日が始まった。孤独に生きる人びとの、ゆるやかに結ばれた ...
「かもめの日」(黒川創)
これはいい小説でした。 エンターテインメントのように読みやすい作品ではないし、最初はまったく関わりの分からない人物が登場するまったく別の情景が幾つか繰り返しスクリーンに映し出されては消える断片の、時間軸に沿ったコラージュみたいな感じで、 ...
[本]5月18日の新聞掲載【朝日新聞/読書面】
かもめの日 黒川創 新潮社 08/3 08016387 もどろき 黒川創 新潮社 01/2 01008326 イカロスの森 黒川創 新潮社 02/9 02047280 明るい夜 黒川創 文藝春秋 05/10 05050076 若冲の目 黒川創 講談社 99/3 99012390 国境 黒川創 メタローグ 98/2 98007633 日米 ...
かもめの日/黒川創
[かもめの日/黒川創] これも書評をみて借りたものです。出だしは、旧ソ連の女性宇宙飛行士テレシコワの話が、チェーホフの『かもめ』に出てくるので、そのままチェーホフに絡めたお話かな、と思いきや・・・東京が舞台の物語が展開されます。 ...